皆さんは慢性炎症という言葉を聞いたことがありますか?
今回はHonoka.整骨院からその慢性炎症についてのお話です
加齢によって筋肉が衰える要因はいくつかありますが、現在では「慢性炎症」が注目されています
筋肉は、筋肉のもとである筋タンパク質の合成と分解のバランスによって24時間、増えたり減ったりしており
筋タンパク質の合成量が分解量を上回れば筋肉量は増えますが、分解量が上回ると筋肉量は減ってしまいます
わたし達が筋肉量を維持できているのは、合成と分解のバランスが保てているからなので
炎症の活性化が筋タンパク質の合成量を減少させ、分解量を増加させてしまうと筋肉が衰えてしまうのです
これが加齢による筋肉量の減少のメカニズムとされています
慢性炎症 原因の1つは「肥満」
「ストレス」「タバコ」「過度の飲酒」「高血糖」など・・・、様々な原因で起きる「慢性炎症」ですが、
もうひとつ注目されているのが「肥満」です
食べ過ぎや運動不足などによって「肥満」になると、脂肪細胞が脂肪を溜め込み大きく膨らみます
するとそこへ免疫細胞が集まって炎症を起こすことが分かってきました
膨れ上がった脂肪細胞を余計なものだと判断した免疫が、体から排除しようとして炎症を起こすと考えられています
また皮下脂肪よりも内臓脂肪の方が炎症を起こしやすいこともわかっています
炎症の度合いを表す数値である「CRP」が基準範囲内(0.3mg/dl以下)の方は必要以上に心配する必要はありませんが、
今後「CRP」の数値を生活習慣を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
生活習慣を見直す!
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